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Wrestling Road Diaries 日本語字幕配布&視聴方法解説

Wrestling Road Diariesとは…

 これまでにありそうで無かったプロレス・ドキュメンタリー作品。

 

 3人のインディーレスラーのロード(巡業)を10日間に渡って追ったドキュメンタリーで、主演はダニエル・ブライアンコルト・カバナ、そしてサル・リナウロの三人。

これまでの『ビヨンド・ザ・マット』や『レスリング・ウィズ・シャドウズ』といったアメプロを扱ったシリアステーマ性の強いドキュメンタリーとは異なり、三人が各地のセミナーで若手レスラーを指導する姿や地方の小さな団体にゲスト参戦する様子を終始ほのぼのとした空気で余すところ無く追った160分となっている。

プロレスラーの日常をこれまでの作品とは異なる意味でリアル、そしてポジティブに描き出した傑作であり、多くの海外ファンから支持されている。

インタビューシーンも豊富で彼ら2000年世代のプロレス哲学に迫っている点も見所。

 

 

↓映画の一部(日本語字幕付き)をこちらから 

 

  

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<Wrestling Road Diariesを見る!>

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ハード・バンプ・シンドローム 〜「怪我」と「功名」〜

アメリカン・インディー界きっての技巧派・知性派として知られたナイジェル・マッギネスがプロレスの文字通り『怪我と功名』について独自の考察を加えています。

 

第85回AOWより抜粋&抄訳。

該当箇所は00:20:14~00:25:23。

配信日は2012年3月8日

 

ハード・バンプ・シンドローム

Colt: 君は鬱に悩まされていたことがあるよね。

(Colt: You have suffered from depression.)

 

Nigel:現在進行形で患っているよ。

(Nigel: Hmmm, still do.)

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How long is piece of a string? プリンス・デヴィット インタビュー

レスリングオブザーバーによるプリンス・デヴィットのインタビューを抄訳。

取材時期は恐らく2011年BoSJ後かと思われます。

原文はこちらから

 

PWI500(Prowrestling Illustrated誌の選ぶ年間トップ500レスラー)の上位に選出されるほど、実力を認知されるようになったことに関してはどう感じている?励みになる?それとも目障りに感じる?

(How do you feel about recognition such as making it so high up the list of this years PWI 500? Does stuff like that register and spur you on? Or is it more of a hindrance?)

 

ー俺は正直PWI500なんて◯◯くらえと思ってるよ。中邑と棚橋がNo.1とNo.2を占めていない時点でゴミみたいなものだと思うしね。少しぶっちゃけるなら、記者の評価を気にしてプロレスをしてる選手なんていないよ。俺達はチケットを払って観に来てくれている観客を楽しませるために試合をしてるんだ。一番大事なのはファンが満足して帰路に着くことで、万に一つ、記者から良い評価も得ることが出来たなら、それはおまけみたいなものだ。

(I couldn't give a flying fiddlers **** about pwi 500. However if Nakamura and Tanahashi are not no.1 and no.2 then its surely rubbish. Let me tell you a little secret, no wrestler with half a clue goes out to the ring trying to impress magazine writers. We are going out to perform and entertain for the people that are spending their money for tickets to see us. The most important thing is that those fans go home happy, and if by some sheer chance you happen to impress a magazine writer too then thats a bonus.)

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これまでのAOWまとめ

 ペースは落ちると思いますが、とりあえず週に一人はまとめたいです。

 

プリンス・デヴィット出演ポッドキャストのまとめと反応

旬のレスラーは伸びが違いますね。(小並感)

 

<カール・アンダーソン出演ポッドキャストのまとめと反応>

新日本の中では個人的イチオシ外人。

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PAC 世界一臆病なレスラーの憂鬱

コルト・カバナが司会を務めるArt of Wrestlingの第78回より抜粋。

http://tsmradio.com/coltcabana/2012/01/18/aow-78-pac/ (2012年1月18日配信)

該当箇所は0:48:10〜1:03:04。ポッドキャスト収録が一旦終わってからのお話。

 

拒絶恐怖症

コルト:たった今インタビューが終わったところで、少し雑談を交わしていたんだけど…収録が終わってすぐに、PACが反省会を始めたんだ。『(インタビューは)上手くいったかな?どうだったかな?ああしたら良かったかな?こうしたら良かったかな?』という風に。

(Colt: We just closed on this interview and we’ve all been kind of chit-chatting and talking. Self realization? Right away you start talking. "Was that okay? What should I do? Holy shit. May be this. May be that.")

 

PAC:そういう性分なんだ。「拒絶恐怖症」みたいなものを抱えていて。失敗を人一倍恐れるんだ。このコンプレックスのせいで人生において新しい一歩が踏み出せないことが多い。特にレスラー人生において。

(PAC: Yep. Well, that's my thing, Colt. I've got this "rejection complex". I fear failure, that's kind of my thing.That's what kind of holds me back in a lot of aspects in my life especially professionally.)

 

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