この期に及んでWWEネットワークに加入しようとしない貴方へ
無駄に偉そうなタイトルを付けてはみたものの、
WWEネットワークの一週間無料体験期間が間もなく終了するので
「WWEネットワークって実際どうなの？」みたいなところを拙いながらもまとめてみました。
読後に「WWEネットワーク加入しなきゃ（使命感）」となっていること請け合いです。
「え？日本でもWWEネットワーク観られるの！？」という方はこんな記事読まないで早く加入してきて下さい。今週の土曜日には一週間無料体験が終了するので、早めの加入をオススメします。
日本国内でWWE NETWORKを視聴する方法（PC, PS3, iPad, Androidタブレット対応） - 100万回死んだ猫
1. WWEネットワークって一体なんなの？
ハルク・ホーガンに熱くWWEネットワークの魅力を語られてもピンと来ていない貴方！大丈夫です！全米がポカン状態なので！
WWEネットワークに加入すると所謂ストリーミングとVOD（ビデオ・オン・デマンド）の二つのサービスを利用することが出来ます。
一つが24時間映像を垂れ流している共有ストリーミングチャンネル。
アーカイブに収録されている映像で番組表を組み、仮想のプロレス専門チャンネルを提供している感じです。生放送番組（PPV/Main Event/NXT特番/RAWの前後番組）と録画番組の初回放送はこのストリーミングで視聴することになります。
そしてWWEネットワークの目玉とも言えるVODサービス。24時間いつでも好きなアーカイブ（過去の大会・映像）を視聴することが出来ます。
WWEの過去30年分の全PPVはもちろん、WCWとECWの全PPV（一部を除く）も見放題！まさにアメプロ天国！
その他にもRAW、ECW、WCCW等の史料的価値高めなオールド・スクール映像（随時更新中）も視聴することが出来ます。
2. それだけ観られて月1000円？そんな美味い話があるわけがない！
未だにTwitter等で「WWEネットワーク」と検索すると「月99ドル？いやあ、ちょっと厳しいなあ…」みたいな国内のWWEファンのツイートを見かけます。たしかにそれくらいの値段でも正直おかしくない位のサービスではあるのです。
これまでのアメリカでのPPVの視聴料金は大体$40~$60ほど。
それにアーカイブ見放題のサービスが付いてくれば、単純計算で月$70~$90くらいの値段でも妥当な値段設定なのです。
それが、PPV単体の視聴料の1/5という破格の値段設定に踏み切ったWWE。これまでの国内放送のPPV収益をほぼ捨てるようなものですから、加入者100万人で損益トントンとも言われています。（現時点での加入者数は未発表ですが、WWEの株価はサービス開始後に急上昇したためマクマホン会長は名実ともに2000年初期以来、初めて億万長者に返り咲きました。）
3. WWEネットワークのオリジナル番組って？
Raw Pre-Show
Raw Backstage Pass
これまではファンの撮影した映像でしか確認の出来なかったRAW放送後の様子を楽しむことが出来ます。バッドエンド後のRAWでも実は放送後にベビー・フェイス勢がリングに大挙して大団円を演出するというのがWWEのお約束になっていたりします。他にも選手のエクスクルーシブなインタビュー等が放送されます。
WWE Beyond The Ring
オリジナル番組とは銘打たれているものの、過去に発売された特集DVDがそのまま流用されています。RAWの放送後に初回放送が行われ、こちらも即アーカイブに追加されます。
WrestleMania Rewind
過去のレッスルマニアの特集番組です。週一更新で、過去のレッスルマニアの名試合がそれまでのストーリーと共に一時間番組にまとめられています。個人的にかなり良番組だと思っています。
WWE Countdown
テーマ別にWWEのトップ10を発表する番組です。
こちらも週一更新で、なかなかテンポよく構成された番組となっています。
4. 懐古厨だから最近のWWEとか興味無いんだけど…
WWEネットワークではWWE、ECW、WCCW等の超貴重テレビ放送映像が高画質で随時更新されています。偉大な先人たちの試合を勉強して他のプヲタに差を付けろ！
他にもレジェンド総出演のリアリティ番組Legends House等が放送予定です。
5. 逆にWWEネットワークで視聴できない番組って？
WWEネットワークはWWEの全ての番組を網羅しているわけではありません。
まずWWEネットワークでは最新のRAWとスマックダウンを視聴することが出来ません。この二番組は放映権の関係から、約２ヶ月遅れでWWEネットワークのアーカイブに追加されます。
ディーバ達の出演する人気リアリティ番組Total Divaも製作がE!という別局であるため、残念ながら視聴することが出来ません。
また、WCWの一部PPV（新日本プロレスとのスーパーショー等）が権利関係から、またECWの一部PPVが視聴出来ないことが確認されています。
また、諸般の事情により実況解説や試合の一部がカットされていることがある様です。
視聴できる全番組はこちからから確認可能↓
wwe_network_shows - wwenetwork
6. 日本人がWWEネットワークに加入するメリットは？
もうJ SPORTSにも加入しているしPPVの年間パックも契約済み。
それに時差のせいで折角のNXTやMainEventの生放送も視聴することが出来ない。それなら動画共有サイトで観ればいいかなー。なんて思ってる方も結構いるはずです。
NXT/MainEvent/PPVの生放送は即アーカイブ化されるので見逃しても安心。
また、WWEネットワークは全番組（生放送含む）に英語字幕対応しているので、英語の勉強も兼ねた利用にオススメできます。
7. 日本でのWWEネットワーク視聴は違法視聴に当たらないの？
実はWWEネットワークはアメリカ以外の英語圏に対応していません。
そのため、カナダ、オーストラリア、イギリスといった英語圏の熱狂的なWWEファンの多くはSmart DNSやVPNを利用してWWEネットワークを視聴しています。
また、アメリカ国内限定のVODサービス(NetflixやHulu Plus)をアメリカ国外で視聴するのは英語圏ではかなりポピュラーで過去に摘発された例はありません。そのため、WWEが何らかの対応をする可能性はほぼ無いでしょう。また、Smart DNSやVPNの利用は一切違法行為に当たりません。
そもそもWWE的には動画共有サイトや違法ダウンロードで映像を視聴されるよりも規制を掻い潜ってWWEネットワークにお金を落としてくれた方がプラスなわけですからね。
8. 最後に…
日本では放送の終了してしまったNXT、そして日本ではそもそも放送していないMain Eventを視聴する目的で加入しても月々10ドルだったら正直なところ元が取れると思います。
NXTはNXT Arrivalの様なミニPPVを今後も放送する可能性が高いですし、Main EventもWWEネットワークを通じて生放送に対応したことから豪華なカードを組むようになりました。
今のところ下記リンクの方法で視聴が出来なかったという報告は皆無ですし、一週間無料体験が利用できる内に視聴環境を整えておくのがベターだと思われます。ラグや不具合も初期に比べるとほとんど無くなりましたし。WWEネットワーク、本当にオススメです。
日本国内でWWE NETWORKを視聴する方法（PC, PS3, iPad, Androidタブレット対応） - 100万回死んだ猫
